医療法人燈来会 大久保病院

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設備機器

CT検査

最新の設備で総合病院レベルのCT検査が行えます。

CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査です。
画像処理を行うことにより、体内の様々な病巣を発見することができます。特に心臓・大動脈・気管支・肺などの胸と、肝臓・膵臓・腎臓などの腹部の病変に関しては、優れた描出能が知られています。

CT

東芝メディカルシステムズ製の最新型16列/32スライス
Aquilion Lightning(アクイリオン ライトニング)導入

当院では、最新マルチスライスCT装置を導入し、1回転で16列32スライス画像撮影が可能です。
従来型CTと比較して1回転あたりの撮影枚数が多く、同じ範囲内のスキャンに掛かる撮影時間が大幅に短縮されることによって、検査時間を短くすることが出来ました。

またXP線の検出器性能を大幅に改善できたことにより、撮影範囲の情報をより高精細で診断価値の高い画像が短時間で得られ、また同時に検査時の被曝線量を軽減することが出来たため、安心して検査を受けて頂くことができます。

アクイリオン ライトニングの特徴

  1. 患者さまの体が通るCTの開口部が広い(780mm、東芝従来型は720mm)ため、窮屈感、圧迫感が軽減されました。大きな体の方も快適に検査を受けて頂けます。
  2. 高詳細検出器の出力向上とノイズ低減させる最新技術により、低被ばくで、スピーディーに高画質の撮影が可能になりました。
  3. 最新の画像再構成技術により、人工関節や口腔内金属から生じる金属アーチファクト(人工物の影)の低減が可能となり、人工物周辺部位のより質の高い診断が可能となります。
    また3D画像も作成可能で任意の方向からの観察により精密な情報が得られます。
    頭部・胸部・腹部などの全領域の検査に有効です。
  4. 造影剤と併用:ダイナミックCT
    これは、腹部に多い検査ですが、肝臓やすい臓・胆のう・脾臓などの病気を診断する際に造影剤を早い速度で注入します。
    その後、ある一定の時間に同じ部分を撮影する検査のことです。造影剤を入れてから3回程度撮影をします。
    これにより病変と正常組織の造影剤の到達具合を比較して、どういう病気なのかを診断していきます。
    (画像は左から 単純、動脈相、門脈相、遅延相)

CT画像

エコー

エコー 腹部超音波検査の進化

「身体に負担をかけずに肝臓の状態が把握できます」
肝臓から組織を採取する肝生検を行わなくても、超音波検査で侵襲なく得られる情報量が増えています。
また超音波用の造影剤を使用した検査も行っています。

精度の高い肝疾患鑑別(Elastography)

肝臓の硬さ(線維化)や炎症の程度を数値化することができます。
肝臓の状態をすばやく診断可能となります。
詳細は下記のような検査項目で判断します。

●Real-time Tissue Elastography (RTE)
組織のひずみをリアルタイムに算出することで、硬さの違いを色付け表示します。肝炎Stagingの推定値を算出することが可能です。
エコー画像

●Shear Wave Measurement (SWM)
プッシュパルスで生体組織を振動させることによって、せん断弾性波が発生します。
このせん断弾性波の伝搬速度を計測することで、組織の硬さを定量的に評価できます。
エコー画像

●Combi-Elasto
非侵襲的に肝組織の硬さを評価するRTEとSWMが融合。
肝繊維化および炎症を経時的により精度高く評価できます。
さらに肝脂肪化の程度を推定する指標(ATT)も同時に測定でき、肝疾患の総合的な鑑別を支援します。

造影検査

超音波検査で造影剤(商品名「ソナゾイド」)を使用をすることがあります。ソナゾイドは非常に小さな気泡状の造影剤で、超音波を当てると鮮やかに造影されます。正常な肝臓組織にだけ取り込まれる性質があるためがんを見つけやすくなること、CT検査の造影剤アレルギーや腎機能が悪い方にも心配なく使用できます。

肝臓検査の応用

医療法人燈来会 大久保病院
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徳島市大道2丁目30〔アクセス〕
TEL:088-622-9156
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